覇 信長記 哀将伝―叛徒悲歌
覇 信長記 哀将伝―叛徒悲歌
内容(「BOOK」データベースより)
「上杉公御謀反」―安土城内を駆けめぐる流言。織田信長は事の真相を正すべく、
左京大夫幸村を越後へ遣わす。天下統一戦を経て忠実な右腕となった蒲生氏郷を従え、
幸村は北を目指した。越後への道中、二人に襲いかかる謎の刺客。
真田忍びの手によって、からくも仕留められた刺客が、隠し持っていたこより。
氏郷がそれを開くと、月光を浴びて浮かび上がる、いろは文字。
幸村は表情をこわばらせた。旅立つ前、小早川隆景が告げていた。
「西国でも不穏な気配あり」と。上杉の背後でうごめくのは、伊達か、毛利か、あるいは…。
天下統一から六年、乱世の余燼はまだくすぶっていた。
信長による天下平定後を描く、もう一つの『覇信長記』伝説。